「リテール AI アワード」は、同研究会に参加する 233 社(11月1日現在、正会員 101 社、流通会員25 社、賛助会員 107 社)の会員社から、特に先進的な取り組みをしている企業を表彰することで、小売流通業界全体のデジタル化の機運を盛り上げることを目的に2021年度より設置されたものです。今年度の授賞式は、12月20日(水)18時30より、会員社交流パーティ内で執り行います。
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「リテールAIアワード」は、リテールAIの導入およびDX推進において先進的な取り組みをしている会員様を表彰することで、業界全体のデジタル化の機運を盛り上げることを目的としています。
第三回目となる本年は、大賞と4つの部門賞を設定。
当会が推進する「リテールAI」が、今後ますます発展することを願い、4社様に進呈させていただきます。2023年12月20日
一般社団法人リテールAI研究会
代表理事 田中雄策 -
審査委員長より「リテールAIアワード」に寄せて
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筑波大学
ビジネスサイエンス系経営学学位プログラムリーダー・教授
立本博文 様 -
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2023年度のリテールAIアワードの表彰に先立ち、メッセージを送らせていただきたいと思います。私たちは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の波が、ただの流行り言葉にとどまらず、各業界における事業の根幹を揺るがす大きな潮流となっていることを目の当たりにしています。リテール業界もこの例外ではなく、デジタル技術を駆使して、顧客体験の向上とともに、企業成長の新たな局面に立ち向かっています。
この度、リテールAIアワードを受賞された企業様方は、それぞれのフィールドで革新的な取り組みを展開し、リテール業界の可能性を大いに拡張してくださりました。それは、一過性のトレンドに流されることなく、持続可能な成長という骨太のトレンドを築き上げるための、大胆かつ着実なステップであると言えます。
リテールAIアワードを受賞された企業様は、業界をリードする革新者として、また知識を共有し合いながら、互いに切磋琢磨する仲間として、他の会員企業の手本になるような貢献をして下さいました。これからも、お互いに学び、成長し、リテール業界全体を前進させていくことを強く願っております。今後も、変化を恐れず、新しい価値を創造し続けることで、リテール業界のさらなる発展にご協力いただければと思っています。
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リテール AI アワードについて
受賞者および選考理由
■リテールAIアワード メーカー部門
コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社 様
コカ・コーラ様(メーカー部門):「J-MORA」プロジェクトにおける商品マスタ登録プロセスの革新は、業界に新たな標を示しました。コカ・コーラ様の主体的な取り組みと、テクノロジーを取り入れた新しい業務プロセスの構築によって、製造業と小売業の連携が実証され、業界全体の効率化が促進されることを期待しています。
■小売り流通部門
株式会社リテールパートナーズ 様
株式会社リテールパートナーズ様(小売流通部門):リテールAIアワード2023小売流通部門賞を受賞されたことを心よりお祝い申し上げます。消費者行動分析分科会の新設に尽力し、業界の活性化と人材育成に貢献されたご努力は、我々の理念にも深く響くものであります。ご参加いただいた多くの企業様との連携、店頭実験での調整と奔走は、特に称賛に値します。今後もリテールパートナーズ様の益々のご発展をお祈りしております。
■リテールAIアワード 卸部門
旭食品株式会社 様
旭食品様(卸部門):商品マスタのオープン化による早期の取り組みは、卸売業界が流通業界の中心として機能するうえで重要な一歩です。業務効率化により上げられた成果は、他社への影響も含め、業界全体の発展に寄与するものと確信しております。旭食品様の積極的なデジタル化の進展と、それによる流通業界への貢献に感謝申し上げます。
■リテールAIアワード ベンダー部門
株式会社美工 様
株式会社美工様(ベンダー部門):3rdシーズンとなるリテールメディア分科会へのご参加と、サイネージ機器の設置からコンテンツ制作に至るまでの深い関与に、心より感謝申し上げます。特に、オリジナリティあふれる動画コンテンツの制作は、現在進行中の実験の成果とともに、業界全体の発展に大きな影響を与えるものと確信しております。今後も株式会社美工様が業界の発展をリードしてくださることを期待しております。